1:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/09(土)00:15:01.28ID:AfvvxmAq0
王様がセシル隊長やカイン隊長を幻獣討伐に向かわせたときから
おかしいと思っていたんだ。
おかしいと思っていたんだ。
3:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/09(土)00:16:45.74ID:AfvvxmAq0
ある陽気な昼下がり。
バロンの一般兵士である俺は休憩時間に無二の親友である黒魔導師と一緒に
ゆうなま3のファミリーダンジョンで遊んでいたんだ。
そんで、俺がトイレに行って帰ってくるとき
交代の時間なのか王様の部屋の見張りがいなくなってて
ちょっと扉が開きかけてたから興味本位でのぞいたんだよ。
そしたら王様がブルーベリー色をした巨大な亀に変身してやがった。
いや、王様に変身していた亀が元の姿に戻ったと言うべきか。
バロンの一般兵士である俺は休憩時間に無二の親友である黒魔導師と一緒に
ゆうなま3のファミリーダンジョンで遊んでいたんだ。
そんで、俺がトイレに行って帰ってくるとき
交代の時間なのか王様の部屋の見張りがいなくなってて
ちょっと扉が開きかけてたから興味本位でのぞいたんだよ。
そしたら王様がブルーベリー色をした巨大な亀に変身してやがった。
いや、王様に変身していた亀が元の姿に戻ったと言うべきか。
4:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/09(土)00:18:03.27ID:AfvvxmAq0
俺は亀に気づかれる前に慌てて黒魔の部屋に戻ったけど
見てはいけないものを見てしまった俺はどうすればいいだろうか。
「王様はモンスターが化けています」なんて迂闊に言おうものなら
名誉毀損で処刑されかねない。
というか話したところで誰にも信じてもらえないだろう。
見てはいけないものを見てしまった俺はどうすればいいだろうか。
「王様はモンスターが化けています」なんて迂闊に言おうものなら
名誉毀損で処刑されかねない。
というか話したところで誰にも信じてもらえないだろう。
5:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/09(土)00:19:17.79ID:AfvvxmAq0
「何かあったのか?」
戻ってきた俺のただならぬ様子に疑問を持った黒魔が俺に尋ねてくる。
唯一無二の親友のこいつにだけなら話してもいいだろう。
というか俺は相談相手が欲しかった。
俺は黒魔に事情を話した。
「それ、やばくないか?」
黒魔が言った。
戻ってきた俺のただならぬ様子に疑問を持った黒魔が俺に尋ねてくる。
唯一無二の親友のこいつにだけなら話してもいいだろう。
というか俺は相談相手が欲しかった。
俺は黒魔に事情を話した。
「それ、やばくないか?」
黒魔が言った。
7:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/09(土)00:20:18.37ID:AfvvxmAq0
「考えて見ろ。
王様がモンスターなら王様に近い近衛兵が気づかないはずがない。
ということは近衛兵もグルの可能性がある。
もしかしたら、バロンの兵士が徐々に
モンスターと入れ替わってるかもしれない。」
確かに。最近不真面目だった奴が急に真面目になったり
急に様子が変わった兵士をよく見かける。
「このままだと俺たちもいつか
モンスターと入れ替えられるかも…」
まじかよ。そんなのごめんだぜ。
王様がモンスターなら王様に近い近衛兵が気づかないはずがない。
ということは近衛兵もグルの可能性がある。
もしかしたら、バロンの兵士が徐々に
モンスターと入れ替わってるかもしれない。」
確かに。最近不真面目だった奴が急に真面目になったり
急に様子が変わった兵士をよく見かける。
「このままだと俺たちもいつか
モンスターと入れ替えられるかも…」
まじかよ。そんなのごめんだぜ。
8:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/09(土)00:21:54.30ID:AfvvxmAq0
そうだ。俺もおまえも今は休憩時間だ。
町に買い物に行く振りをして逃げ出そうぜ。
「逃げ出してどうするつもりだよ」
黒い顔の中の黄色い目を細めながら黒魔が訊く。
俺の考えとしてはダムシアンやファブール辺りに身を隠し
バロンを魔物から取り返す機会を伺おう。
もしその先でセシル隊長達に会えたらきっと力になってくれるはずだ。
「よしわかった。そのプランで行こう。」
黒魔は強く頷いた。
丸腰で魔物のわんさかいる外へ出るのは危険なので
以前俺が竜騎士隊の倉庫からこっそりかっぱらった槍と
普段着用している防具をバッグに入れる。
黒魔は普段着があれだし魔法主体だから手ぶらでもいいだろう。
俺たちは城門へ向かった。
町に買い物に行く振りをして逃げ出そうぜ。
「逃げ出してどうするつもりだよ」
黒い顔の中の黄色い目を細めながら黒魔が訊く。
俺の考えとしてはダムシアンやファブール辺りに身を隠し
バロンを魔物から取り返す機会を伺おう。
もしその先でセシル隊長達に会えたらきっと力になってくれるはずだ。
「よしわかった。そのプランで行こう。」
黒魔は強く頷いた。
丸腰で魔物のわんさかいる外へ出るのは危険なので
以前俺が竜騎士隊の倉庫からこっそりかっぱらった槍と
普段着用している防具をバッグに入れる。
黒魔は普段着があれだし魔法主体だから手ぶらでもいいだろう。
俺たちは城門へ向かった。
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