これでみんなハッピー？ アメリカのゲームショップが中古ゲームの売上を発売元に還元

当然といえば当然？

アメリカのゲーム小売店、EKGamingが大胆な取り組みを発表しました。その取り組みとは、中古ゲームの売上の10%をそのソフトの発売元に還元するという物。

今まで、ゲームの中古販売といえば、中古ゲームの小売店が利益を総取りし、開発元や発売元にはお金がいっていませんので、これは新しい取り組みといえます。

EKGamingは、今までの中古ゲーム販売の形が、(トラブルの絶えない）オンライン認証やDLCの乱発など、ゲーマーにとってマイナスな物を生み出したと考えているようです。だからこそ、発売元に利益を還元して健康的な利益の循環を生み出したいんだとか。

また、EKGamingの社長のマイク・ケネディさんはこのようなことを言っています。

「我々は中古ゲームの収益を発売元と分け合いたいと思いますし、そうすることによって、発売元はゲームが中古として流れていく事によって生じてしまうかもしれないマイナス面を気にすることなく、ゲームでの新しい体験にお金を投資し続けることが出来るでしょう。」
確かにそうかもしれませんね。ともかく、EKGamingの取り組みは中古ゲームの販売の問題点に対する１つの回答かもしれません。

販売元にお金が行くことによりゲーム業界がよりよいものになっていくのであれば大歓迎。果たして、この動きがアメリカだけでなく日本やその他の国で広まっていくことがあるのでしょうか。これからに期待しておきましょう。

http://www.kotaku.jp/2012/04/ekgaming_usedgame_kickbuck.html